カートリッジヒーター外観

構造と特徴

(通称:棒ヒーター/ヒーター棒)

らせん状に巻かれた発熱線(ニクロム線)を金属パイプの中に封入し酸化マグネシウムで絶縁を施した棒状ヒーターです。

シーズヒーターと似ていますが、電源線が端面片側より出ているので、配線が簡単ですっきりします。圧縮減径しているため強固で、パイプ表面は高精度で研磨仕上げされているため被加熱物に対し高効率で熱伝導します。取り付けるためのフランジやブッシング、ローレット付きも製作いたします。

用途

主に、プラスチック成形金型やゴム成形金型、包装機シール部の熱源に使用しますが、金型などの金属加熱以外にも、液体(水、油、薬液)や空気(フィン加工も可)加熱にも使用されています。

その他の用途

  • 製袋機
  • ヒートローラー
  • ヒートカッター

棒形状を活かし、その他の用途にもご活用ください。

カートリッジ ヒーターは消耗部品で寿命があります。熱伝導が悪いと異常過熱を起こし早期に故障(発熱線の断線やショート)することもありますので機械設計の際、交換やメンテナンスが容易に行える構造とするのが理想です。

仕様

  • 製作可能外径:Φ6~Φ30
  • 製作可能長さ:50~1500㎜
  • リード線長さ:標準300㎜
  • 材質:SUS304/SUS316L/AH-1
  • 最高使用温度:500℃
  • 電源電圧:100v/116v/200v/220v/240v
  • 推奨ワット密度:〜10w/㎠
カートリッジヒーター標準形
カートリッジヒーターフランジ形

その他の製品

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