構造と特徴
発熱体をガラスクロス補強したシリコンラバーシートで挟み絶縁された柔軟で軽量な薄型シートヒーターです。
凸形状や凹形状、ドーナツ形状等、加熱対象部に合わせさまざまな形に製作が可能です。
用途
シリコンラバーの特性上、200℃程度までの使用（ヒーター温度）に限定されますので、主に液体の入った容器やシリンジ、配管などの保温、結露防止、凍結防止用として使用されています。シリコンラバー製なので防滴環境にも使用できますが防水性はありませんので、液中での用途にはシーズヒーターをご検討ください。
シリコンラバー ヒーターは消耗部品で寿命があります。熱伝導が悪いと異常過熱を起こし早期に故障(発熱線の断線)することもありますので機械設計の際、交換やメンテナンスが容易に行える構造とするのが理想です。
仕様
| 製作可能幅 | 25～600㎜ |
| 製作可能長さ | 50～3000㎜ |
| 厚み | 1.2～1.5㎜ |
| 最高使用温度 | 200℃ |
| 電源電圧 | 100v/200v/220v/240v |
| 推奨ワット密度 | ～1w/㎠ |
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